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 摘葉のやり方が各農家で違うのは、栽培で重視しているところが異なるためでしょう。
それでも、多くの場合で品質は確保されているようですので、正解は1つではなく「許容範囲」が広いのではないかと考えられます。
 
葉の主な3つの働きを理解しておくと、自分なりの摘葉ができるのではないかと思います。
 このように、摘葉すると葉(の面積)が少なくなるので、光合成量や呼吸量、蒸散量や吸水量が減り、生育が抑えられることが分かります。草勢が弱いときの大胆な摘葉は注意が必要です。
 積極的な摘葉が必要なのは、次のようなときと考えられます。
1) 旺盛すぎる生育を抑えたいとき
 果実肥大のしすぎ、尻腐果や裂果の発生を抑えたいとき

2) 光合成の効率を上げたいとき
 
葉が茂りすぎ、重なりが多くて光が当たらなかったり、古い葉が多すぎたりすると、葉の面積に対する光合成量が小さくなってしまいます。効率の悪い部分を取り除いて、できるだけ株全体に光が当たるようにします。

3) 通気を良くしたいとき
葉が茂りすぎて蒸れると病気にかかりやすいので、環境を改善します

 
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